こんにちは、漫画大好きナギです!
今日は「ケーキの切れない非行少年たち」のネタバレとあらすじ、感想をお話するよ。
「ケーキの切れない非行少年たち」の1巻は2022年9月8日現在、Kindle Unlimitedの読み放題で読めます!
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ケーキの切れない非行少年たち1巻のあらすじ
「丸いケーキを3人で分けるにはどのように切ったらよいでしょう?」
非行を行う少年の中には知的障害を伴う者も少なくない。
そんな非行少年たちは認知のゆがみによって、丸いケーキを3等分することができないのだ。
ケーキを普通に3等分できない、そういった子供はたくさんいる
しかし問題なのはこういった認知機能の力に問題のある少年たちが凶悪犯罪を行っている場合があるということ・・・
「ケーキの切れない非行少年たち」1巻より
「ケーキの切れない非行少年たち」の1巻のネタバレ
IQ68の軽度知的障害である田町雪人は幼い頃から家庭環境が悪く、万引きを繰り返していた。
知人の紹介で建設現場で働くも、無断欠勤や職場での暴力、軽犯罪が続き少年鑑別所へ入所。
その後、少年院へ入所し更生して退所したかに思えた。
しかし、4年後、殺人事件を起こして少年院に逆戻りしてしまう。
言われたことを覚えられない田町は職場で問題を起こして辞めてしまう。
そんな時に地元の先輩から詐欺グループに誘われて受け子として働くようになるが、ここでもトラブルを起こしてしまう。
詐欺グループからお金を要求され、付き合っている女性にお金を借りるも、返せなくなってしまう。
追い詰められた田町は女性と口論になり、石で頭部を強打してしまった。
女性は翌日に遺体で発見され、田町は逮捕される。
田町は少年院よりも社会の方が生きづらさを感じていたのかもしれない。
門倉恭子(15歳)は妊娠8か月で女子少年院に入所してきた。
罪状は担任教師への過度な暴行だ。
しかし、面談してみると暴力をふるったようには思えない大人しい子だった。
門倉恭子のIQは79。知的障害ほどではないが、境界知能というグレーゾーンとされる知能指数だ。
35人のクラスだったら1人が知的障害、5人が境界知能とされる。
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「ケーキの切れない非行少年たち」の1巻の感想
少年院の精神科医が書いたビジネス書を元に描かれた社会問題を提起している作品です。
ケーキを3等分できない、というのもちょっと衝撃だよね
読んでいて気持ちの良い話では決してないけど、先が知りたい!読みたい!と思える作品です。
田町くんも少年院では優等生だったけど、社会では疎まれて詐欺グループに巻き込まれてパニックに陥った結果、殺人をおかしてしまいます。
じゃあどうすれば良かったのかなって考えれば考えるほどに難しい問題だけど、社会的弱者が社会にはたくさんいるんだ、と知ることで変わることもあるかもしれません。
是非、読んでみて下さい。
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